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「邪魅の雫」(京極夏彦 著)読了。
発売日に買ったというのに、読み終わるのに今日までかかってしまった。ひどい話である。その魅力にとりこまれ、長いこと憑かれていた。邪悪な本である。その邪なる魅力については、いかなる者も抗うことは不可能なことにさえ思える。それでいて、やはりお前は、雫でしかないと、一粒の砂でしかないと、世界の卑小な構成成分にしか過ぎぬと、突きつけてくるのだ。ひどい話である。
登場人物たちのセリフで、抜き出したいものがいくつもあるのだけれど、悩んだ末にやっぱりやめようと思う、それは簡単に嘘に変わるから。本体すらも如何様に意味づけされるというのに、そこから切り取られたものは、さらに意味するところを変え、私の恣意的な意図すらも超えていくだろうから。そして自らの思いを他人に託せば、それは邪悪が勝ちやすい、ものだから。
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天使と悪魔(ダン・ブラウン著)読了
ダ・ヴィンチ・コードより読みやすかったけど、ストーリーラインは、まったく同じだった。
前作の流れを忘れた頃に読めば、もっと面白かったかもしれない、
次回作がでても、時間おいてから読むことにしよう

D&D ONLINE小説 Web連載!?

D&D ONLINE小説 Web連載するらしい

 

やっぱ主役はロボなのかなー。

とりあえず忘れないように、ここに書いとく

地球人のお荷物(ポール・アンダースン&ゴードンRディクスン)読了

SFのガジェットとして、ポピュラーすぎるものの一つが「宇宙人」である。
初めて地球人が宇宙人と出会うことを題材にした、いわゆる「ファーストコンタクトもの」
宇宙人と戦ったり、宇宙人同士が戦争したり、地球人が巻き込まれたりする「大戦もの」
密かに宇宙人が侵略してきたり、すでに侵略されていたりする「侵略もの」

いろいろあるが、伝統的なジャンルがもう一つ
つまりこれは宇宙人の話で、「コメディもの」なのである

地球人であるアレックスが不時着した惑星には、かつて地球人とファーストコンタクトしたっきり放置状態にあった宇宙人がいた。
身長は1mくらいのずんぐりむっくりな全身を、黄金色の柔毛に覆い、小さくて黒い瞳に、まるい鼻。ティディベアそっくりの宇宙人、ホーカ。
かつて地球人に出会った際触れた映画がきっかけで、彼らは、地球人の生活(ただし映画や小説といった虚構の中の地球人)に憧れ、種族あげて、その生活をマネしていたのだ。
荒野では西部劇そっくりのガンマンとカウボーイ社会が営まれ、ロンドン(彼らがロンドンとした地域)では、ホームズにモリアーティ教授が推理と悪事を競い、スペインではネモ船長という名の海賊が暴れまわるという・・・
もともと頭がいいうえに記憶力は抜群。映画のセリフはそらでいえるし、人間よりも強靭な体をしている彼ら、ちょっとした矛盾は代用品でごまかすくらいの融通を利かせるし、絞首刑の真似をしても首の筋肉があまりに発達しているため、死ぬことはない。

こんな世界に一人飛び込んだ地球人アレックスは、毎日右往左往させられる、という。
すごい、なごむ話です。安心して読める。
地球人のお荷物―ホーカ・シリーズ

ホワイトプルームマウンテン(ポール・キッド著、荒俣宏 訳)読了

D&Dのとあるシナリオをベースにした冒険活劇。
シリアスと、お遊びが適度に混ざった読みやすい作品。
DDOの冒険舞台(エベロン)と違ってグレイホークって世界なんだけど、
ルールは明らかにD&Dなんで、詳しいとこ知ってるとニヤリとできる

一番好きな登場人物は、やっぱシンダーズかな。
シンダーズの喋りかたが2ちゃんねらぽくて、ワロス。
ホワイトプルームマウンテン

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